記事を読んでわかること
日本最南端の有人島である波照間島(はてるまじま)。この島で宿泊先を探すのは、思った以上に大変です。多くの旅行会社や予約サイトが島内の宿泊施設をほとんど取り扱っておらず、予約は基本的に宿泊施設への電話予約のみ。客室数も限られているため、旅程を決めてからでは予約が取れないケースも珍しくありません。この記事では、実際に波照間島を訪れた経験をもとに、島内のおすすめのホテルや人気の宿泊施設を厳選してご紹介します。「どの宿を選べば良いか分からない」「予約のタイミングや方法が知りたい」という方に向けて、宿選びから予約までをスムーズに進められるよう情報をまとめました。それぞれの施設が持つ個性や特色を参考に、あなたにぴったりの宿泊先を見つけてください。なお、人気の施設では宿泊予定日の3ヶ月ほど前から予約受付が始まり、争奪戦となります。旅行を検討している方には、早めの準備をおすすめします。
※各施設の「価格帯」は、大人2名1室1泊利用時の1人あたりの税込価格(参考料金)です。
ペンション最南端




施設の魅力
波照間島で「失敗しない宿選び」をしたいなら、真っ先に候補に挙がるのがペンション最南端です。最大の魅力は、日本屈指の美しさを誇る「ニシ浜」まで徒歩1分という唯一無二の立地。全11室がオーシャンビューで、客室にいながら「ハテルマブルー」を独り占めできます。離島の宿では珍しく、各室にバス・トイレ・エアコンが完備されており、プライバシーを重視する方や女性、家族連れでも快適に過ごせます。
価格帯
¥13,000〜¥17,000(大人2名1室・1泊2食付き・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
予約方法は電話予約(0980-85-8686)のみとなります。基本的に、宿泊希望日の3ヶ月前の「1日」から受付が開始されます(例:3月7日に宿泊希望の場合、予約受付は12月1日より開始)。ただ、特定の月(2月・4月・5月・8月など)は開始が1日ではない変則的な設定となっていますので、詳細は公式サイトを確認してください。繁忙期の予約は受付開始日に満室になることも珍しくありません。「電話が繋がった時には既に満室だった」「予約開始日の朝に何度もかけ直してようやく取れた」など、大変人気で非常に競争率が高い施設です。予定が決まり次第、受付時間(9:30〜16:00)の開始時刻を狙って早い時間帯に電話しましょう。
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はこな旅館





施設の魅力
波照間島のさとうきび畑に佇む「はこな旅館」は、1日3組限定の隠れ家です。元鮨職人の主人が作る島食材の創作料理が最大の魅力。全3室の客室は、自然塗料や琉球畳、シャワー・トイレを完備した白基調の空間で、最大3名まで宿泊可能です。売店(徒歩1〜2分)やニシ浜(徒歩13分)への利便性と静寂が両立しており、島内で設備と食にこだわりたい方に最適な一軒です。
価格帯
¥8,500〜¥11,500(大人2名1室・1泊朝食付き・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
帰りの船便が「朝1便(9時台)波照間発」とする利用者のみ予約可能です。また、客室数が少ないため航空券手配後の予約が必須とされており、仮予約はできません。2名・2泊以上の予約は、宿泊希望日の2ヶ月前の1日から受付が開始され、1名や1泊の場合は10日前から電話受付限定で予約できます。規定外の条件でWebフォームを送信しても返信されないため注意が必要です。飛行機遅延等で船に乗り遅れると当日キャンセル料が発生するため、石垣空港への到着時間には余裕を持つようにしましょう。独自のルールが多いため、必ず公式サイトで確認してください。
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ホテルオーシャンズ




施設の魅力
民宿が中心の波照間島において、プライベートを保ちつつペンションのように快適な全室個室の宿です。各部屋には、離島では重宝するユニットバスやエアコン、冷蔵庫、Wi-Fi、TVなどが備わり、歯ブラシやタオル等の基本アメニティも完備。共用のコインランドリーは洗剤が無料で海遊びの後も安心です。夕食の提供はありませんが、集落の中心にある好立地で、徒歩圏内に売店や居酒屋があり、夕食や買い物にも困りません。屋上から満天の星空を楽しむことができ、自転車や原付、車のレンタルもしています。
価格帯
¥8,800(大人2名1室・1泊朝食付き・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
公式サイトはなく、SNS(Instagram)の画像に宿泊料金やキャンセル規定などの詳細が掲載されています。予約は電話受付のみ(0980-85-8787)で、宿泊希望日の3ヶ月前の1日から受付開始となっています。日中はスタッフが送迎や清掃で多忙なため繋がりづらく、最終便が出航した後の17時〜19時頃が最も繋がりやすいそうです。また、仮予約やキャンセル待ちができない点もアナウンスされています。必ず予約前に、以下「公式SNS」よりキャンセル規定などの詳細を確認しましょう。
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島のお宿 畑の前
施設の魅力
2025年9月にオープンした新しい宿です。お部屋は元々あった建物をリノベーションしたもので、エアコンや冷蔵庫、Wi-Fiが利用でき、鍵付きの個室となっています。民宿では珍しい「男女別のトイレ(ウォシュレット付き)・シャワー室」は隣接する新築の建物にあり、水回りもとても清潔です。他にも共有スペースには、ウォーターサーバー(水・お湯)やフリードリンク(紅茶・珈琲)、レンジ・トースター、テレビ・ファミコンなど、滞在を快適にする豊富な設備が用意されています。また、他の宿が電話予約を基本とする中、この宿は楽天トラベルやじゃらんからの便利なオンライン予約が可能で、予約したいのに電話が繋がらず予約できないなどの煩わしさもありません。さらには、波照間港からの無料送迎、レンタサイクル、星空ツアーなど、島を存分に楽しむために必要なものが揃っています。またここに泊まりたいと思える、そんな滞在先です。
価格帯
¥6,000〜¥7,500(大人2名1室・素泊まり・1人あたりの税込価格)
クチコミでは、開業したばかりの真新しい清潔感と最新設備が絶賛されています。また、気さくで親切なオーナーやスタッフの人柄が高く評価されており、港からの無料送迎に加えて、チェックアウト後の荷物預かりやシャワー利用、便利な乾燥機の完備など、利用者目線に立った細やかなサービスが好評を得ています。一方で、施設のマイナス評価として最も多く挙げられているのが「壁の薄さ」と「音漏れ」です。建物の構造上、共有スペースの話し声や、隣室・廊下の物音、振動が筒抜けになりやすいため、音に敏感な方は注意が必要です。総合的には、最新の設備と手作りの温かなおもてなしが融合した、最も快適に過ごせる宿の一つと評価されています。
予約方法と注意点
予約は、楽天トラベルやじゃらん経由でのオンライン予約、施設への電話連絡(090-4435-2621)で行うことができ、どちらも宿泊希望日の2ヶ月前の1日から開始されます。(例:8月20日の宿泊は6月1日から受付開始。)また、公式サイトでもアナウンスされていますが、お昼以降はスタッフが不在となるため、電話で予約される際は受付時間(8:00〜20:00)の開始直後が狙い目です。とはいえ、なかなか繋がらないことも多く、24時間いつでも予約できるオンライン予約をお勧めします。楽天トラベルやじゃらんであれば、宿泊料金も公式の電話予約と同じ価格で、尚且つポイントも貯められます。私が確認した限り、波照間島でオンライン予約ができるのは、唯一この施設だけです。キャンセル料も宿泊予定日の8日前までかかりませんので、モラルに反しない範囲で、ひとまず押さえておくというのも手かもしれません。他の施設では、何度も電話したのに予約できないと困っている旅行者が多数いらっしゃいます。この施設最大の強みを活かしましょう。最後に、星空撮影ツアーは事前予約ができず、チェックイン時の先着順となります。さらに、満月前後は休止となるため、参加を希望される方は月齢を調べて宿泊日を決め、当日はできるだけ早くチェックインとツアーの申し込みをしましょう。
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民宿まんや




施設の魅力
波照間島の名酒「泡波」の醸造所のすぐそばに位置し、親戚の家に遊びに来たような安心感が魅力の宿です。隣接する「民宿みのる荘」を営んでいたご家族が2010年に建てた宿で、6畳の和室3部屋に1日3組限定で宿泊することができます。朝食には自家栽培の新鮮な野菜、夕食には島食材をふんだんに使ったボリューム満点の料理が並び、幻の泡盛「泡波」を酌み交わすひとときも。基本的にお部屋にはエアコン、扇風機、テレビがあり、シャワーやトイレ(ウォシュレット付き)は共用。洗濯機、Wi-Fiなどの設備もあります。庭ではヤギがのんびりと過ごしており、島の日常に溶け込み、ゆったりとした時間を満喫したい方に最適です。
価格帯
¥6,000(大人2名1室・1泊2食付き・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
予約は電話(8:00〜19:00)か、公式サイトの予約フォームから受け付けています。食事時間を外した日中が比較的繋がりやすく朝9時頃がおすすめです。稀に予約の行き違いが発生するため、数日前に「再確認の電話」を入れると安心です(固定0980-85-8630/携帯090-8669-9485)。客室数が少ないプライベートな施設のため、早めの確保と直前の念押しを忘れずにしましょう。事前に到着時間を伝えれば、港への送迎も快く対応してくれます。支払いは現金のみで、クーラー代(1日500円)や洗濯機(200円)が別途必要になります。仮予約やキャンセル規定などについては公式サイト、SNSにも記載がないため、予約時に確認しましょう。
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古民家の宿 うりずん家



施設の魅力
伝統的な沖縄の古民家を改築した風情ある民宿です。各部屋には無料のエアコンとテレビ、大小のタオルを完備。本館のほか、プライバシーを重視した新館があり、特に新館は専用シャワー・トイレ付きで虫も出ず清潔だと好評です。共用スペースには洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、トースターがあり、無料のWi-Fiも利用可能です。現在は素泊まり専用ですが、シンクやガスコンロ等の調理器具も揃っており、自炊設備が充実していてとても便利です。フェリーに合わせた港の送迎対応に加え、島内散策に便利な格安のレンタサイクルもあります。(電動自転車は3台ほどと台数が少ないため早めの予約が必要です。)マスコットのアヒル「番長」が出迎えてくれるこの施設は、新館の部屋であればプライベートな水回りが確保でき、ゆんたく等のアットホームな交流もできるため、「島らしさは味わいたいが、プライベートや清潔感も重視したい民宿初心者・女性」に最適だと思います。
価格帯
¥5,000(大人2名1室・素泊まり・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
予約は電話予約(0980-85-8377)のみとなります。受付開始日は、公式サイトがなく明示されていませんが、利用者のクチコミには「宿泊希望日の2〜3ヶ月前から始まる」とあるため、確実に部屋を確保したい場合は、それよりも前に、一度空き状況の確認を兼ねてお電話することをお勧めします。日中はオーナーが農作業等で不在になりがちなため、電話は作業が落ち着いた18時〜20時頃にかけるのが繋がりやすいようです。数に限りがある人気の電動自転車(約3台)は、宿泊予約の際に併せて確保したい旨を伝えておく良いでしょう。以前は食事も提供しており大変人気でしたが、現在は素泊まりのみとなっています。引き続きゆんたくは開催されているようですが、ぜひ参加したいという方は、こちらについてもその後の開催状況が変わっていないか、予約の際に確認されることをお勧めします。
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ゆったい(ゆったい&ラグーン)



施設の魅力
ゆったいは1〜2名専用の素泊まり宿で、隣接するラグーン(1人用)とは、清潔さや設備の充実度が異なります。全室にシャワー・トイレを完備しており、エアコン(無料)やWi-Fiの繋がる琉球畳の可愛らしいお部屋が用意されています。洗剤が備えられた無料で利用できる洗濯機、共用キッチンには冷蔵庫やレンジ、IHコンロ、炊飯器、鍋、調味料まで揃っており、自炊したい方にはとても便利な環境が整っています。奥様が作っている絶品の「ゆーこパン」も楽しみの一つ。国産小麦や豆乳バター、きび糖、沖縄の塩などを使った身体に優しいパンは宿泊者限定で販売されています。レイトアウトとレンタサイクルを併用すれば、帰りの船の直前まで手ぶらで島を遊び尽くせる最高の拠点です。
価格帯:¥4,400〜¥6,400(大人2名1室・素泊まり・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
電話予約はできず、SMS(ショートメッセージ)でのみ受け付けています(090-3796-0420)。連泊優先のシステムとなっており、3泊以上は「3ヶ月前の同日」、2泊は「2ヶ月前の同日」、1泊は「2週間前の同曜日」から予約可能です。予約のSMSを送る際は、日程や人数だけでなく「港への送迎」や「レンタサイクル・バイク」の希望も一緒に伝えるとスムーズです。なお、SMS連絡時に記載すべき内容や、50ccバイクのレンタルには原付免許ではなく「自動二輪免許」が必須といった独自のルールがあるため、予約前に必ず公式サイトで確認するようにしましょう。現地での支払いは、現金のほか、クレジットカードやPayPay等のQRコード決済にも対応しており、手持ちの現金が少なくなりがちな離島旅行でも安心です。
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民宿うるま家


施設の魅力
こちらの宿は、波照間港から比較的近くにあり、共同売店も徒歩圏内にある便利な立地に位置しています。施設は年季が入っているものの、比較的清潔に保たれており、親戚の家に遊びにきたような温かみのある空間となっています。お部屋は布団や扇風機、エアコン(1時間100円)のある和室となります。トイレやシャワールームは共用ですが、2つずつあるため他の利用者とも被りづらく、洗濯機やWi-Fi、レンタサイクルも利用できます。食事は、島魚のお刺身やチャンプルーといったボリューム満点の郷土料理が並びます。オーナーご夫婦の温かいおもてなしが心地よく、ゆんたくなどのアットホームな交流を楽しめる方にお勧めの宿です。
価格帯
¥6,000〜¥8,000(大人2名1室・1泊2食付き・1人あたりの税込価格)
予約方法と注意点
予約は電話(0980-85-8437)にて受け付けており、宿泊予定月の2ヶ月前の1日から受付が開始されます。港からの送迎があるため予約時に船の便を伝えましょう。宿泊時の注意点は、タオルや歯ブラシのアメニティが無いこと(シャンプー類は完備)、エアコンは100円硬貨専用のコイン式のため小銭の用意が必要なこと、夕食時のお酒は各自事前に購入して持ち込む必要があるという点です。一方で、部屋まで届く無料Wi-Fiや、夜間以外自由に使える洗濯機(外干し可)、宿で電動アシスト自転車(24時間2,000円等)を直接借りることができる点など、島に滞在する上で便利な設備は整っています。公式サイトがないため、気になる点は予約時に確認しましょう。
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まとめ
それぞれの宿泊施設には、波照間島ならではの魅力がたくさん詰まっています。のんびりと島時間を楽しむのも、アクティブに観光を満喫するのも、選んだ宿次第で旅のスタイルが変わります。一方で、部屋数が限られており、電話予約が基本のため、数ヶ月前から争奪戦になりがちです。旅行が決まり次第、早めの予約を心がけましょう。その予約の壁を越えた先には、息を呑むほど美しい「ハテルマブルー」の海や夜空に広がる満天の星、島ならではの温かい交流など、特別な体験が待っています。ぜひ、自分にぴったりの宿を見つけて、波照間島で心に残る素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?旅行の計画のお役に立てたなら幸いです。
波照間島について、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!







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